記事詳細
18
April
第39回 エクセル在庫管理のメリット・デメリット③
Microsoftから提供されているエクセルは、多くの事業所で利用されている表計算ソフトです。
関数やマクロを利用すると在庫管理ソフトとして使えるほか、WEB上のテン プレートを利用すれば、無料でさまざまな機能を利用できます。
そこで、今回はエクセル在庫管理のメリット・デメリットについてご紹介します。
ミスの増加
手作業で入力する項目が多いエクセルは、ヒューマンエラーを起こすリスクが高いです。他のソフトやデータと連動しておらず、複数のシートに記入しなければならないことから、入力箇所が増えると記入漏れや数字間違いといったエラーも増えます。ミスを防ぐためには連動するファイルを増やし、できるだけ記入箇所を減らすといった対策が欠かせません。
また、エクセルの在庫管理表はファイルをコピーしてバックアップを取るのですが、複数のファイルがパソコン上に並ぶことで、どれを更新すればよいか分からなくなったり、間違えて記入してしまうこともあります。自分では更新したつもりでも別ファイルに書いていることがあり、在庫数が合わなくなってしまうリスクがあるのです。